直接的だけど、でも直接じゃない アイキャッチの極意です
あなたの看板のアイキャッチは何ですか?
傘を罫線に使ってかわいく演出された看板ですが、これ、ヘアーサロンの看板です。
季節や時事ネタをアイキャッチにすると、誰もが振り返ってくれますから、そこから違和感なくお店の宣伝へと内容が変化して行けば、誰もが看板を読んでくれます。
まさに、アイキャッチの見本のような看板ですね。
みたいな。
お客様を振り向かせるのがアイキャッチです
最近では、アニメ業界で使われるアイキャッチ(タイトルロゴ)という用語の方がよく聞かれますが、ココで言うアイキャッチは、広告宣伝でいうところの「お客様の関心を引くアイテム」のこと。
スーパーマーケットのPOPなどが一番典型的ですが、言いたいことがそのままアイキャッチになっているのがベストではあります。
大特価 980円!!
みたいな。
ただ、アイキャッチがストレートすぎると、その先を見てもらえない可能性がり、アイキャッチのインパクトばかりを考えると、ただ派手なだけの看板になってしまいます。
アイキャッチはあくまでも導入部分ですから、だいじなのは興味を持ってもらった後に、その詳細を知りたいと思ってもらうこと。
文字だけでの流れならば、質問や問題を書くことで、その答えに興味を持ってもらうというのがわかりやすいのではないでしょうか。
今回の看板なら、梅雨ということを傘で直接的に表現しているので、看板を見た人は誰もが共感を持ちます。
でも、看板が伝えたいことは、あくまでも梅雨時のパーマ対策。
でも、この流れなら、誰もが違和感を感じずにその先を読んでくれますよね。
この流れからもわかるように、アイキャッチはレイアとされる場所も重要で、自然な流れで看板を読んでもらえる位置にあるべきです。
だからといって写真やイラストを使った看板は、写真やイラストが最上部になければいけないというわけではなく、あくまでも流れを演出していればOK。
イラストなどを見たときに、タイトルも一緒に目に飛び込んでくる位置に描かれていれば、その先を読んでもらえるはずです。
アイキャッチは、お客さんの心をつかんだら、うまく次へとパスするというところがポイントです。