2015年06月20日18:49

誰もが知っているコトだから、それだけでインパクトあり

東京タワーパフェ東京タワーパフェは33.3センチ
高さ33.3センチのパフェ。

東京タワーで売られていたら、説明が要りませんね。


何のひねりもなく、そのままでOKなキャッチコピーって、反則です


ここまで説明を要しないキャッチコピーがあったでしょうか。

東京タワーで売られているパフェの高さが33.3センチ。
ついでに、縮尺が1/1000。

なんだか、スポーツの世界で圧倒的な素質の差を見せつけられた試合の帰り道のような気分になりました。



見た目のインパクトだけでなく、たまにはコピーに挑戦しよう


コピーライトの世界はなかなか大変らしく、新人は毎日100コづつくらいはコピーを考えさせられるようで、一人前になるまでが大変そうですが、看板を描く時って、意外とコピーで勝負することはありません。

とはいえ、説明が必要なこともありますし、簡単なコピーはあった方がいいに決まっていますから、キャッチーとまではいかなくても、見た人のイメージを喚起できるコピーくらいは考える練習が必要なのではないでしょうか。



誰もが持っている共通イメージを使えば、説明はこんなに楽なんです


学校の勉強が好きな人はそんなに多くはないでしょうが、みんなが勉強しているおかげで、いろんなことに共通認識を持つことができます。

たとえば、歴史の年号を語呂合わせで覚えるのはどの世代でも同じはずですし、元素記号などもその類ですよね。

もちろん、年代で微妙に違うかもしれませんが、誰もが似たようなイメージを持っていることは確かなはず。
あと、川柳あたりもそんなもがたくさんありそうですね。

そんなものを活用すれば、意外と簡単に説明キャッチが作れます。

たとえば、誰もが知っているCMを使わせていただいて、「100人乗ってもだいじょうぶ」を居酒屋さんが「100人飲んでもだいじょうぶ」とやれば、誰でも大きな居酒屋だなとピンのではないかと思いますし、「おねだん以上 やきとり」なんていうのも、リーズナブルさを伝えいるの使えそうな宣伝のコピーですね。

見てもらわなければ始まらない看板は、どうしても見た目のインパクトが先行しがちですが、たまにはコピーも気にしてあげてください。

ただし、パクリだとかダジャレだとかの批判が起こるのは覚悟しておく必要がありそうですが…。











かわいいPOPの書き方を一緒に勉強しましょう街で見かけた素敵なパンフ パンフレットらぼご自由にをお使いすください


ganziro