2015年06月19日10:45

手描きの風合いが生きるチョークの魅力

チョークの魅力は塗るるつぶしにある アップクリックして看板を拡大
CAFE展で見つけた、チョークの魅力がよくわかる看板です。


粗い描き味がチョークの魅力!


この看板、シールのメーカーさんのブースにあったのですが、看板描きは初めてだったそうです。

ですから、全体的に描き方が粗い感じがしますが、それがチョークという筆記具の特性をよく表していますね。



粉が飛び散るチョークだからこその風合い


4月に、チョークの老舗羽衣チョークが廃業というニュースが流れ、なんと世界中から買い注文んが殺到してそうですが、チョークは、身近筆記用具ではないはずなのに、思い入れは大きい筆記用。

チョークは濃淡を表すのが苦手で、絵でも文字でもハッキリと表現されます。

極端に表現すれば、チョークは粉をこすりつける筆記具ですから、粉が固まってボードに付くため、塗りつぶしなどでは隙間ができて粗い感じに仕上がります。

チョークになれた方ですと、ここで指などを使ってチョークの粉を伸ばしてやることで、この隙間を埋めるのですが、この看板の場合、初めて描いたということで、そんな技法は使われていません。

そのため、そのチョークの特徴がよくわかる看板に仕上がっています。



粉を制する者はチョークアートを制する


チョークアートは今やブラックボード描画の定番ですが、チョークといいながら、チョークで描かれることはあまりありません。

ちょうど、このカフェ・喫茶ショー2015でも、チョークアートの会社さんが出店されていたので、お話をさせていただきましたが、チョークアートでよく使われるのはパステルやマーカーの類で、たとえチョークであっても専用に作られたパステルとの中間のような画材だそうです。

だからこそ、鮮明なイラストが描けるのでしょうが、そのために、チョーク本来の『粉』を応用した技法は、ほとんど使われることはないようです。
※もちろん画家さんにもよりますが

でも、日本人の場合は誰もが思い浮かべるのは、チョークといえば粉。

チョークの粉まみれになるシーンというのは、自分が経験が無くてもすぐに思い浮かびますし、昭和のいたずらの定番ともいえます。

この粉こそが、実はチョークで絵を描く時の秘密兵器で、指先につけてそのまま描画すると、チョーク自体で描いたときは表現できない濃淡が表現できて、イラストの幅が一気に広がります。

今度一度試してみたください。

ちなみに、羽衣チョークの特徴が「粉の出にくいチョーク」だったのは、なんとも皮肉なことですね。









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ganziro