目立つ看板を目立つ場所に置くのがマーケティングです!
立地で泣き言を言う前に、やれることはすべてやる
写真でデコレーションされた良い看板ですが、この看板の凄いところは、その看板の設置場所。
お店は渋谷に2店舗あるようですが、どちらのお店も、この看板のすぐ近くにあるわけではなく、この看板が設置された場所は、あくまでも人通りの多い通り。
つまり、ここからお店に誘導を始めるということですね。
小売店は、空中店舗(建物の2階以上にある店舗)だと売り上げが半減するなどといわれるほどに、空中店舗を嫌います。
しかし、飲食の場合は、空中店舗であることは特殊な要素ではありません。
とはいっても、やはり路面店に比べれば集客に難がるのは必然。
だからこそ、知恵を使うべきなのでしょう。
設置場所や、看板自体も使い分け?
夜の状況を見ていないのであくまでも憶測ですが、夜はココではない、どこか別のところに看板を設置しているのではないでしょうか。
この看板自体、LUNCHと描いているように、お昼用の看板ですが、お店はダイニングカフェ系のお店。
だとすると、夜は別の看板を使っていると推測できますから、ディナー用の看板に置き換えてもいいでしょうし、夜の人通りを考慮して、別の場所に置いてもいるかもしれません。
どちらにしても、この看板を見たお客さんが、お店まで足を運んでくれたのなら、お店の勝ち。
これもマーケティング戦略といえるのではないでしょうか。
ところで、お店までは300メートル以上はあるのですが、途中にもこの看板があると言うことでしょうか?。
だとすると、ほとんど渋谷版『ヘンゼルとグレーテル』ということになりますね。